◎I can`t for …◎35
「…二人とも、後悔してないですよね…?」
「は?」「何がさ?」
カチャ、と持っていたフォークを皿に置きながら俯き気味にアレンはしゅんと肩を落とす。
「僕を助けてくれたのに、牢屋に入れられたり、師匠に無理矢理ボディーガードにさせられて…」
「……じゃあ、」
ラビは一息吐いて、アレンを見た。
「アレンは、俺達に出逢いたくなかったんさ?」
微笑むラビの笑顔の裏に、怒り…いや、冷たいものを感じる。
「偶然ユウがアレンを助けて、偶然俺達がここまで死ぬ気でここまで連れてきて、結果こういう事になってまだ嫌なんさ?」
「それ、は……」
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